キーワードで見る食文化
韓国の食文化について、伝統から現代の習慣・行事にいたるまで、1テーマずつ読み解いていきます。
スペーサー
江原道 束草 オクススマッコリ
先月に続き、江原道[カンウォンド]の名物を取り上げていきます。江原道は朝鮮半島の中ほど、現在の大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国にまたがって位置しており、全土の9割が山地という厳しい自然環境となっています。昔から蕎麦、じゃがいも、とうもろこし、雑穀などの栽培が盛んで、それらを使った郷土料理を多く生み出してきました。
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江原道 束草 オクススマッコリ
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江原道の中でも韓国側の北部、東海岸に面する港町・束草空白(ソッチョ:オクススマッコリ)には空白、名物の地酒としてとうもろこしのマッコリ(オクススマッコリ:オクススマッコリ)があります。空白
一般にマッコリは米を主原料とし、麹で浅く発酵させた低アルコールのどぶろくを指しますが、地方によって米以外に麦や芋、とうもろこし、蕎麦などで作られたマッコリがあり、それらは穀酒(コッチュ:オクススマッコリ)とも呼ばれます。
束草のオクススマッコリは、とうもろこしと米を配合して仕込んだ黄色みを帯びた穀酒で、とうもろこしの香りとほのかな甘みが特徴です。現在販売されている商品にはいくつかの銘柄が見られますが、どの銘柄も共通して、原料の米がとうもろこしの何倍もの比率となっています。また製造方法も、生のとうもろこしを蒸して発酵させる伝統製法から、とうもろこしの粉を使って仕込む方法へと移ってきているようです。
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江原道 束草 オクススマッコリ
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■ オクススマッコリの作り方(一般的なもの)
@とうもろこし粉の粥を仕込む
大鍋にたっぷりの湯を沸かし、あらかじめ水に浸けておいたとうもろこし粉を加えてかき混ぜながら加熱します。全体が透明になって火が通ったら、火から下ろして約40℃まで冷まし、麦芽粉を加えて半日ほど糖化させます。それを布袋で漉してカスを取り除き、火にかけて煮詰めます。
A米を蒸す
うるち米もしくはもち米をといで浸水させ、蒸して強飯を作ります。
B混ぜ合わせて発酵
@とAを約60℃まで冷まして混ぜ合わせ、米麹を混ぜ入れた後、甕などの容器に入れて発酵させます。
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■ オクススマッコリパン
そして、束草のもう一つの名物に、オクススマッコリパン空白(オクススマッコリ)、空白オクスススルパン(オクススマッコリ)と呼ばれる、とうもろこしマッコリ入りの蒸しパンがあります。空白これは小麦粉の生地にとうもろこしマッコリを練りこんで蒸し上げた素朴な蒸しパンで、未加熱酒の発酵力を使って膨らませる酒まんじゅうと同じ原理といえます。空白
江原道 束草 オクススマッコリ
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