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この季節、果物と言えばみかんでした。今は店頭に、すいかもあればイチゴやなしもあります。 日本で一般的な果物のみかん、柑橘類は朝鮮半島では貴重です。半島の南の一部の地域でしか栽培できないからです。 韓国の柚子生産者の方から、日本へ輸出をしたいと相談がありました。韓国では自分の地域でしか栽培できない貴重品だと。 「すみません、日本は東京でも柑橘類が育ちます…」 昔、祭祀のお供えに貴重な柑橘類の「柚子」の有無でその家の家格や裕福さが分かったといいます。 その生産量の少ない韓国から「柚子茶」が日本へ！ お茶と言えば緑茶の日本。仏教が衰退して緑茶の習慣も減った半面、何でもお茶にしてしまう韓国。 食文化、習慣の違いは本当におもしろいです。 毎日飲むお茶、わかしたて、いれたての美味しさを味わいたいですね。 わが家では最近、とうもろこし茶派６名、緑茶派２名という勢力図です。 ちなみに、以前はずっと麦茶でした。2年ほど柿の葉茶を飲みました。花粉症に効くかなとの願いをこめて！

薬念研究所　所長　ジョン・スヨリ 2009年12月1日